ウイスキー

明日は休みなので、妻と子供が寝たのを見計らって缶ビール片手に書いています。

正確には第3のビールですが。


酒が好きなんです。


大体ビールを1杯か2杯飲んで、そこからハイボールに切り替えて酔っ払うまで飲む、というのがいつものスタイル。

携帯ゲームをしたりぼんやりテレビを眺めたり考え事をしたり、深夜までとにかく無為に。

買い物依存症の人がお金を浪費するように時間と健康を浪費して、日々のストレスを緩和する。

人間にはムダと浪費が必要だ。

寝る間を惜しんでムダに過ごす私は人間の鑑。

生産性やらなにやらについてはもうAIに任せておけばいいんじゃないかな。


というわけで酒について少し。


僕は写真を撮られるのがあまり好きではありません。

今は自分の家族がありますので、出かけた際などには記録として半ば仕方なしに撮ったりすることもありますが、自分から好んで写るということはまずありえません。

当然、自分の写った写真を後になって見返すのも好きではないのですが、たった1枚だけお気に入りの写真があります。

まだ1歳にもなっていないであろう僕が、ウイスキーのボトルを抱いて笑っている写真。

きっと僕はその頃からウイスキーが好きだったのでしょう。

持っていたボトルは庶民の味方ハイニッカ(2級)でした。

一度は当時のを飲んでみたくて、わざわざ新宿のバーまで足を運んだこともありました。

 

結局置いてなくて飲めませんでしたが。


高い酒はたしかに美味しい。
ただそれが「いい酒」かどうかは別の問題です。

いい酒の定義は人によって、場所によって、気分によって常に変わります。

嫌な上司に奢ってもらうマッカラン18年よりも、仲の良い友人と飲む角のハイボールの方が間違いなくいい酒と言えるでしょう。

 

30年以上前のハイニッカ、今の僕が飲んだらどんな味がするのでしょうね。