ああ無常

今さら書くのもなんだか気恥ずかしい。

誰も読んでないみたいだから別に恥ずかしがる必要もないのだけれど…。

さて、更新をサボっていた間に何があったか。

まず第二子が産まれた。

そしてその数日後に祖母が亡くなった。

 

以上。

 

癌だった。

もうアラナイ(アラウンドナインティ)ではあったので比較的穏やかな気持ちで送ることができたとは思うが、さすがに出棺の時は涙腺がヤバかった。

最後にばあちゃんの顔を見せてやろうと肩車した娘(3)がうっかり喜んでしまい奇声を張り上げていなければ完全に決壊していたことだろう。

助かったぞ娘(3)。

その後はもちろん酔い潰れて、家族からは白い目で見られたよ。

 

娘(0)には、少しだけばあちゃんに因んだ名前を付けた。

別に深い意味があった訳じゃない。

ばあちゃんのように生きて欲しいとも思わないし、家族としての強い愛着はあれど特別尊敬していたわけでもない。

生まれ変わりだとも思っていない。

名前なんて奇抜すぎなければなんだっていい。

ただ、タイミング的にいのちの繋がりというものを強く意識してしまったから。

 

娘(0)はよく飲みよく出し、そしてよく眠る子だ。

さすが二人目だけあって、少々泣いても気にせず家事に精を出す妻が頼もしい。

娘(3)は分かりやすく赤ちゃん返りしながらも、余裕のある時は泣いている妹をあやしたり抱っこしたがったりと既に良いお姉ちゃんぶりを発揮している。

 

妻含め本当に、本当にいい子たちだと思う。

少し心配になるぐらいに。

 

立派な人間になんてならなくていいよ。

立派な人間には立派な人間の苦悩があるんだろうから。

 

自分と自分を取り巻く世界をちゃんと好きでさえいれば、たとえお金がなくとも何がなくとも人生は楽しいものだよ。

たぶんだけど。